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2010年12月 9日 (木)

金星探査機「あかつき」からの電波を受ける

日本の金星探査機「あかつき」が金星の軌道に乗ることに失敗したとのニュースが流れた。探査機が回転したとの事である。

探査機の姿勢制御にはモーメンタムホイールが用いられた。要するにコマの原理であるジャイロスコープだ。(コマの原理については以前このブログで述べた)

金星は地球とほぼ同じ大きさで、太陽からの距離も地球に近いが地獄の惑星であることも以前に述べた。

金星が地球に近いとは言え、地球に最も近づいた時のあかつきからの電波が到着するのに3分ほと掛かる。(光の速度で3分)

惑星探査機での電力には限りがあるので微弱な電波しか送れない。木星探索のボイジャーでも乾電池数個分の電波しか送れなかったので、今回もその程度であろう。

さらに、宇宙や地上では電波のノイズが多くて、簡単には探査機からの電波を識別できない。

これだけ離れた探査機からの微弱な電波をどのようにして受け取るのだろうか。

この方法には、2つの指向性の高いパラボラアンテナを使用する方法がある。(パラボラアンテナの仕組みについては放物線のブログで述べた)

ひとつのアンテナを探査機に向ける。ここで拾った電波には、わずかだが探査機からの電波が含まれている。ほとんどはノイズだ。

もうひとつのアンテナを探査機から少しだけずれた方向に向けてノイズだけを拾う。

このふたつのアンテナで受けた電波の差を求め、探査機からだけの電波を把握する。

そして得た電波には画像も含まれており、火星探査機などでは鮮明な画像が得られた。まさに、アンテナの精度には驚く。

コマの原理 のブログ

金星のブログ

放物線のブログ

(ん~ん。こうして見るとこのブログは勉強になるわ。(自己満足)

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