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2011年1月 5日 (水)

人類誕生の確率

人類が誕生する確率として、下記は良く言われる例である。

「箱の中に時計の部品を入れ、その箱を振って時計が完成する確率である」

これはうまい言い方である。

地球が誕生してから40億年、人類が誕生してから10万年と言われている。

地球の歴史を1メールとすると、人類の歴史はたったの0.25ミリ・メートルとなる。ほとんど瞬時である。1センチ・メートル先は人類は生存していないとも言われている。

地球の大きさと太陽からの位置は奇跡としか言いようがない(地球に非常に近く、大きさもほぼ同じ金星についてのブログを参照)。

且つ、地球に生物が誕生してから、地球全体が溶岩で包まれる灼熱状態となったり、地球全体が氷河で覆われたりした。その影響で地球上の酸素や二酸化炭素の濃度も著しく変わった。さらに地球には磁場があり、その磁場により酸素がとどまっている。磁場の強さも微妙に最良の大きさであった。

これらの環境がうまく重なったためにできた現在の地球の状態は奇跡である。そのような地球の歴史があってこそ生物が進化し、何万もの生物のごく一端に人類が誕生したのもさらなる奇跡である。

つまり、人類が誕生したのは奇跡が何十にも重なった結果である。これを確率で表すと、何兆分の一や、何兆×何兆分の一とも言われる。

宇宙には何十億もの銀河が存在し、銀河には何兆もの星が存在する。それでも、人類のような高等生物が存在する確率はほとんどゼロに近い。つまり、宇宙全体で見ても高等生物が存在する確立は限りなくゼロなのである。太陽系の歴史や地球の歴史を見れば、これは明らかである。

科学にうとい人ほど、これを分かっていない。宇宙人がいるうんぬんを言う前に、もっと科学を理解してほしいものだ。

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